読者さんアップルウォッチを買いたいけど、どれが良いんだろう？
カズオ使う人によって最適な機種が異なるので、しっかり吟味した方が良いですよ
本記事では、最新のアップルウォッチ（Apple Watch）のモデル別の特徴やスペック、そして選び方のポイントを詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、後悔のない選択をしましょう！
- アップルウォッチはどれを買えば良いの？
- アップルウォッチのそれぞれの特徴は？
- アップルウォッチの選び方のポイントは何？
最新アップルウォッチのラインアップ
まずは最新のアップルウォッチのモデルは何があるかを確認していきましょう。
本項では、各モデルの特徴について詳しく解説していきます。
アップルウォッチのモデル比較表
2025年3月現在、Appleは以下のモデルを展開しています。
| Apple Watch Series 10 | Apple Watch Ultra 2 | Apple Watch SE（第2世代） | |
|---|---|---|---|
| 画像 |  |  |  |
| 発売日 | 2024年9月 | 2023年9月 | 2022年9月 |
| ディスプレイ | OLED、最大2000ニト | LTPO OLED、最大3000ニト | Retina、最大1000ニト |
| バッテリー | 最大18時間 | 通常36時間、低電力モードで60時間 | 最大18時間 |
| 健康機能 | 心拍数測定、心電図、血中酸素ウェルネス | 心拍数測定、心電図、血中酸素ウェルネス、水深計 | 心拍数測定、転倒検出、緊急SOS |
| 防水性能 | 50m耐水 | 100m耐水 | 50m耐水 |
| 価格 | 59,800円～ | 128,800円～ | 34,800円～ |
上記を見ると、それぞれのスペックには差があることが分かるかと思います。
そして、価格面では「Apple Watch SE（第2世代）」→「Apple Watch Series 10」→「Apple Watch Ultra 2」の順で高価になることも分かるかと思います。
もちろん、価格が高いことに理由がありますので、その分機能や使い勝手が向上しています。
次項からは、これらのモデルについて、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
「Apple Watch Series 10」の特徴
「Apple Watch Series 10」は、シリーズ10周年を記念して設計されたモデルで、以下の特徴があります。
デザインとディスプレイ
従来モデルよりも薄型化され、厚さは9.7mmと約10%の薄型化を実現しました。
また、新たに46mmのケースサイズが追加され、広視野角のOLEDディスプレイを採用しています。
画面の輝度も向上し、屋外での視認性がさらに強化されました。
プロセッサとパフォーマンス
Appleの最新チップセット「S10 SiP（System in Package）」を搭載し、処理能力と省電力性が向上しました。
アプリの起動速度が向上し、Siriのオンデバイス処理も可能になっています。
健康管理機能
新たに睡眠時無呼吸の検出機能が追加され、心電図（ECG）や排卵推定などの高度な健康追跡機能も搭載しています。
さらに、新しいストレスモニタリング機能や、血中酸素濃度の測定も改善されています。
耐水性能とセンサー
水深や水温のセンサーが新たに搭載され、水泳やサーフィンなどのウォータースポーツに適しています。
また、高度計と気圧センサーが進化し、アウトドア活動のトラッキング精度が向上しました。
バッテリーと充電
通常使用で最大24時間持続し、新たに高速充電機能が強化されました。
「Apple Watch Ultra 2」の特徴
「Apple Watch Ultra 2」は、アウトドアやスポーツ愛好家向けに設計された高耐久モデルで、以下の特徴があります。
堅牢なデザイン
49mmの大きなケースサイズで、耐久性に優れた設計となっています。
新たにブラックチタンの仕上げが追加され、ミラネーゼループバンドとの組み合わせも可能です。
MIL-STD-810H規格に準拠し、極端な環境下でも耐久性を発揮します。
高度なセンサー
水深計や水温センサーを搭載し、ダイビングやサーフィンなどのウォータースポーツに対応しています。
さらに、デュアル周波GPSが搭載され、より正確な位置情報の取得が可能になっています。
バッテリー寿命
バッテリー寿命が長く、通常使用で最大36時間、低電力モードで最大72時間の使用が可能です。
アクションボタンとカスタマイズ性
アクションボタンが新たに改良され、より直感的にワークアウト開始やウェイポイントマークなどの操作が可能になりました。
ディスプレイと視認性
3000ニトの高輝度ディスプレイを搭載し、直射日光の下でも画面が見やすくなっています。
「Apple Watch SE（第2世代）」の特徴
「Apple Watch SE（第2世代）」は、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルで、以下の特徴があります。
基本機能の充実
運動（ワークアウト）の計測、睡眠の計測、心拍数や活動量の計測、通知の表示、アラームの設定、アプリの使用、コンパスの使用、転倒検出、衝突事故検出など、基本的なスマートウォッチ機能を備えています。
プロセッサとパフォーマンス
S8 SiPチップを搭載し、前世代よりも動作がスムーズになりました。
ディスプレイと素材
ケース素材はアルミニウムのみで、ケースサイズは44mmと40mmの2種類があります。
Retinaディスプレイを搭載しており、画面の明るさも向上しています。
バッテリーと充電
通常使用で最大18時間のバッテリー寿命を提供し、急速充電には対応していません。
省略された機能
血中酸素ウェルネスの測定、心電図の測定、皮膚温の計測、高速充電、常時表示、ダブルタップジェスチャー、Siriのオンデバイス処理などの一部の高度な機能は搭載されていません。
アップルウォッチの選び方とおすすめの人
アップルウォッチを選ぶ際には、利用シーンや重視する機能、予算などを考慮することが大切です。
特に、「用途」「予算」は重要な要素となりますので、この観点で選ぶようにしましょう。
ここでは、Apple Watchのそれぞれのモデルに向いている人を解説します。
日常生活・ビジネスで使用したい人は「Apple Watch Series 10」
日常生活やビジネスのシーンで、よりスマートな時間管理や健康管理をしたい方には、「Apple Watch Series 10」をおすすめします。
「Apple Watch Series 10」が日常生活・ビジネスに最適な理由は以下の通りです。
スマートな通知管理で仕事効率の向上や日常生活の手間が減る
「Apple Watch Series 10」は、メール、メッセージ、カレンダーの通知を手元で素早く確認できるため、仕事の会議中や外出先でもスマートフォンを取り出す必要がありません。
日常生活
- SNSやアプリの通知もすぐにチェックでき、スマホ依存を減らしながら重要な情報を逃さない
- 運転中やジムでのトレーニング中でも、必要な情報だけをサッと確認ができる
ビジネスシーン
- クライアントや社内からの連絡を瞬時に把握し、迅速な対応に繋がる
- 会議のリマインダーも瞬時に把握ができ、スケジュール管理がスムーズになる
Apple Pay対応でスムーズな決済
「Apple Watch Series 10」は、Apple Payに対応しており、レジで財布やスマートフォンを出さずに手首をかざすだけで支払いが可能です。
日常生活ではもちろん、ビジネスシーンでも支払いの手間を省くことができ、キャッシュレス社会にぴったりの機能です。
日常生活
- コンビニやスーパー、カフェでの支払いがスムーズになり、買い物が快適に。
- 交通機関のICカードとしても利用可能なので、通勤・通学時の移動がスピーディーに。
ビジネスシーン
- 出張先やランチミーティングで、スムーズに支払いが完了し、スマートな印象を与える。
- クレジットカードを取り出す手間を省き、スピーディーな決済が可能。
バランスの取れたデザインと機能
「Apple Watch Series 10」は、従来モデルよりも10%薄型化され、ディスプレイが約9%大きくなったため、視認性が向上しました。
これにより、ビジネスでもプライベートでも使いやすい洗練されたデザインとなっています。
日常生活
- スポーツシーンでも快適に装着できる軽量デザイン。
- 高級感のある仕上がりで、普段使いでも違和感なし。
ビジネスシーン
- スーツやフォーマルな服装にもマッチする洗練されたデザイン。
- 画面が大きくなり、スケジュールや通知の確認がよりスムーズに。
充電速度の向上で忙しい日常に対応
新しい充電コイルの採用により、30分で80%まで充電可能になりました。
忙しいビジネスマンや、活動的な生活を送る人にとって、短時間で充電できるのは大きなメリットです。
日常生活
- 忙しい朝でも短時間で充電できるので、朝の支度中に充電完了。
- 寝る前に充電を忘れても、朝の準備中に十分なバッテリーを確保できる。
ビジネスシーン
- 出張先や移動中でも、短時間の充電で長時間使用可能。
- 会議の合間やランチタイムでサッと充電し、仕事中も安心して使用。
このように、「Apple Watch Series 10」は、スマートな通知管理、スムーズな決済、洗練されたデザイン、短時間での充電など、日常生活とビジネスシーンのどちらにも適した機能が満載です。
仕事の効率化とライフスタイルの向上を同時に叶える、まさに”最強のスマートウォッチ”と言えるでしょう。
仕事もプライベートもスマートにこなしたいなら、「Apple Watch Series 10」が最適でしょう。
アウトドアやスポーツで使用したい人は「Apple Watch Ultra 2」
アウトドアやスポーツで使用したい人には「Apple Watch Ultra 2」がおすすめです。
「Apple Watch Ultra 2」がアウトドアやスポーツに最適な理由は以下の通りです。
高耐久設計で限界な環境でも安心
Apple Watch Ultra 2は、チタン製ケースとサファイアクリスタルディスプレイを採用し、強い衝撃や厳しい環境にも耐えられる設計になっています。
また、100mの防水性能とIP6Xの防水性能を備えており、砂埃や泥、水にも強く、あらゆるアウトドアアクティビティで活躍します。
活躍するシーン
- 登山・キャンプ
耐衝撃設計で落下や衝撃に強く、限りな環境下でも安心して使用可能 - スポーツマリン・ダイビング
水深100m対応で、サーフィンやスキューバダイビングにも適応 - 極限環境
-20℃～55℃の温度範囲で使用可能、雪山や砂漠でも活躍
高精度GPS＆スポーツ向け機能
Apple Watch Ultra 2は、L1+L5のデュアルバンドGPSを搭載し、通常のスマートウォッチよりも高精度な位置情報を取得できます。
さらに、高度計やコンパス、水深計を搭載しており、地形の把握やナビゲーションが可能です。
活躍するシーン
- トレイルランニング・登山
途中で標高や位置情報を把握し、道に迷わないようサポート - スキューバダイビング
水深計と専用のダイブコンピューター機能で深度を管理し、安全な潜水サポート - サイクリング・ランニング
正確なGPSでペースや距離を詳細に記録
長時間バッテリー＆緊急SOS機能
屋外での長時間の活動を支えるため、通常使用で最大36時間、低電力モードで最大72時間の長時間バッテリーを実現。
さらに、万が一のトラブル時には大音量スピーカーによる緊急SOS機能が搭載されており、遠くまで届くアラーム音で助けを呼ぶことができます。
活躍するシーン
- 長時間の登山・キャンプ
充電切れの不安を軽減し、数日間のトレッキングでも安心 - 遭難時の安全対策
大音量アラーム（最大86dB）で着信隊に居場所を知らせることが可能 - ナイトアクティビティ
暗闇でも視覚性を高める「ナイトモード」を搭載
このように、「Apple Watch Ultra 2」は、耐久性とスポーツ機能を強化したアウトドア向け最強のスマートウォッチです。
本格的なアウトドアアクティビティやスポーツを楽しむなら、Apple Watch Ultra 2が最適です！
健康管理を重視したい人は「Apple Watch Series 10」
健康管理を重視したい人は「Apple Watch Series 10」がおすすめです。
理由は以下の通りです。
心拍数測定・心電図・血中酸素測定で健康状態が把握できる
「Apple Watch Series 10」は、医療機器レベルの精度で心拍数や心電図、血中酸素レベルを測定し、健康状態の異常が発見できます。
日常の体調管理だけでなく、心臓の健康状態をモニタリングすることが可能です。
活躍するシーン
- 心拍数の異常警告
安静時や運動時の心拍数を測定し、異常があれば通知する - 心電図（ECG）測定
不整脈（AFib）の可能性を検出し、医師との相談の参考に - 血中酸素測定
酸素レベルをチェックし、呼吸や血流の健康状態を把握できる
睡眠モニタリング＆睡眠時無呼吸検出で質の高い睡眠をサポート
新たに実装された睡眠時無呼吸検出機能により、睡眠中の呼吸状態を分析し、無呼吸の状況がある場合にアラートが可能です。
睡眠の質を確立し、より健康的なライフスタイルの実現に繋がります。
活躍するシーン
- 睡眠の質を分析
深い睡眠やレム睡眠の時間を記録し、日々の睡眠改善に役立つ - 睡眠時無呼吸検出
睡眠中の呼吸の乱れを警告し、健康リスクを低減 - 朝の健康状態チェック
起床時の睡眠の質や心拍数を確認し、1日の健康管理に活用
フィットネス＆ストレス管理で総合的な健康サポート
健康を維持するためには、適度な運動とストレス管理が重要です。
「Apple Watch Series 10」は、フィットネストラッキング機能やストレスモニタリング機能を搭載し、運動習慣の向上やメンタルヘルスの管理で活躍します。
活躍するシーン
- 運動トラッカー
ウォーキング、ランニング、ヨガなどのアクティビティを自動記録 - カロリー・歩数管理
消費カロリーや歩数を記録し、健康的なライフスタイルを維持 - ストレス管理
呼吸トレーニングやマインドフルネス機能で、ストレスを軽減
とにかく価格を抑えたい人は「Apple Watch SE（第2世代）」
とにかく価格を抑えたい人は「Apple Watch SE（第2世代）」がおすすめです。
購入場所や細かいオプション等によって価格は変わりますが、「Apple Watch Series 10」と比較すると2.5万円程度安い価格となっています。
予算と照らし合わせた時に、下記のように判断すると良いでしょう。
| 予算 | モデル |
|---|---|
| 35,000円～ | Apple Watch SE（第2世代） |
| 60,000円前後 | Apple Watch Series 10 |
| 120,000円以上 | Apple Watch Ultra 2 |
他のモデルに搭載されているような高機能部分は省略されていますが、エントリーモデルとしては十分なスペックを有しています。
悩んでいる人は「Apple Watch Series 10」
悩んでいる人は、「Apple Watch Series 10」にしておくと後悔することが少ないと思います。
本格的なスポーツやアウトドアをメインにする場合は「Apple Watch Ultra 2」の一択ですが、価格面で「Apple Watch SE（第2世代）」で悩んでいる場合は「Apple Watch Series 10」にしましょう。
個人的には、2.5万円程度の価格差がありますが、その差でよりApple Watchらしい高機能を存分に使えます。
後から後悔したくないのであれば、「Apple Watch Series 10」にしておく方が安心です。
アップルウォッチはどこで買うべきか
では、アップルウォッチはどこで買うべきなのでしょうか。
アップルウォッチは高価なものですので、買う場合は信頼できるお店で購入することが大切です。
- 知名度の高いECサイトや店舗
楽天市場やAmazon等の信頼できるショップで購入する - 実店舗での対面購入も検討
実店舗で所在がはっきりしている販売店で、実際の商品を確認して購入することも安心です - 返品ポリシーがどうなっているか
購入後、初期不良や問題が発覚した際に返品対応が可能か事前に確認しましょう - 不審な価格で販売されていないか
相場よりも大幅に安い場合、盗品や偽物のリスクがあります - 販売店のレビューを確認
他の購入者のレビューを参考にして、販売店の信頼性を確認します
さらに、信頼ができるお店の中でも、可能な限り安く、そしてお得に手に入れたいですよね。
その場合はECサイトを上手く活用することで、かなりお得に手に入れることができます。
下記の記事ではアップルウォッチの価格を販売店ごとに徹底的に調査し、どこで買うのが一番お得かを解説しています。
アップルウォッチの中古は可能な限り避けた方が良い
どのアップルウォッチを選ぶか以前の問題ですが、アップルウォッチの中古購入は可能な限り避けた方が良いです。
なぜなら、デメリットが多く存在するためです。
- バッテリーが劣化している可能性がある
- 保証がない、または短い
- 利用制限やロックされている可能性がある
- 外観や性能が劣化している可能性がある
- 偽物や整備不良品が紛れている可能性がある
最悪の場合、そもそも利用できない可能性があります。
確かに中古は価格が抑えられますが、これらのリスクをしっかり踏まえた上で、検討した方が良いでしょう。
かなり古いものを除き、中古市場では定価から1万～2万円程度安く取引されていることが多いです。
個人的には、これくらいの価格差でリスクを背負うのはあまりおすすめできません。
下記の記事では、中古アップルウォッチを買わない方が良い理由と、どうしても買う場合の注意すべきポイントを詳しく解説しています。
アップルウォッチのバンドとアクセサリー
最後に、アップルウォッチの使い勝手を向上させるためのバンドやケースの選び方も簡単に解説します。
おすすめのバンドタイプ
バンドタイプを選ぶ場合、下記を参考に選ぶと良いでしょう。
- スポーツバンド
耐水性が高く、フィットネス向け - レザーバンド
フォーマルな場に適したデザイン - ミラネーゼループ
ビジネスや普段使いに最適 - ナイロンバンド
軽量で通気性が良く、カジュアル向け
アクセサリー
アクセサリーも下記のものを用意すると利便性や耐久性が向上します。
長く快適に使いたい場合はぜひ用意するようにしましょう。
- 充電スタンド
デスク上での充電が便利 - 保護ケース
落下や衝撃から本体を守る - スクリーンプロテクター
画面の傷防止
【まとめ】アップルウォッチの選び方とおすすめの人
最後に要点をまとめます。
- 日常生活・ビジネスで使用したい人は「Apple Watch Series 10」
- アウトドアやスポーツで使用したい人は「Apple Watch Ultra 2」
- 健康管理を重視したい人は「Apple Watch Series 10」
- とにかく価格を抑えたい人は「Apple Watch SE（第2世代）」
- 悩んでいる人は「Apple Watch Series 10」
アップルウォッチは、モデルごとに特徴や価格が異なるため、自分のライフスタイルや用途に合わせて選ぶことが大切です。
自分の用途に合ったアップルウォッチを選び、後悔のない、快適なデジタルライフを楽しみましょう！