読者さんアップルウォッチを買いたいけど、どれが良いんだろう？
カズオ使う人によって最適な機種が異なるので、しっかり吟味した方が良いですよ
本記事では、最新のアップルウォッチ（Apple Watch）のモデル別の特徴やスペック、そして選び方のポイントを詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、後悔のない選択をしましょう！
- アップルウォッチはどれを買えば良いの？
- アップルウォッチのそれぞれの特徴は？
- アップルウォッチの選び方のポイントは何？
最新アップルウォッチのラインアップ
まずは最新のアップルウォッチのモデルは何があるかを確認していきましょう。
本項では、各モデルの特徴について詳しく解説していきます。
アップルウォッチのモデル比較表
現在、Appleは以下のモデルを展開しています。
| 項目 | Apple Watch Series 11 | Apple Watch Ultra 3 | Apple Watch SE 3 |
| 画像 |  |  |  |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年9月 | 2025年9月 | 2025年9月 |
| ディスプレイ | 常時表示Retina（広視野角OLED LTPO3） 最大2,000ニト 最小1ニト | 常時表示Retina（広視野角OLED LTPO3） 最大3,000ニト 最小1ニト | 常時表示Retina（OLED LTPO） 最大1,000ニト 最小2ニト |
| チップ | S10 SiP （4コアNeural Engine） | S10 SiP （4コアNeural Engine） | S10 SiP （4コアNeural Engine） |
| バッテリー | 最大24時間 （低電力モードで最大38時間） 高速充電対応（約30分で80%） | 最大42時間 （低電力モードで最大72時間） 高速充電対応（約45分で80%） | 最大18時間 （低電力モードで最大32時間） 高速充電対応（約45分で80%） |
| 健康機能 | 心拍数、心電図、血中酸素、 皮膚温、睡眠時無呼吸の通知、 バイタルアプリ、水温センサー | Series 11の機能に加え：サイレン （水温センサー・水深計含む） | 心拍数、転倒検出、緊急SOS、 皮膚温、睡眠時無呼吸の通知、 バイタルアプリ |
| 防水性能 | 50m耐水 （水深6mまでの水深計） | 100m耐水 （水深40mまでの水深計） | 50m耐水 |
| 価格（税込） | 64,800円〜 | 129,800円〜 | 37,800円〜 |
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2025年9月に発売された上記3モデルでは、上位モデルだけでなく廉価版のSE（第3世代）も含めた全モデルに対して最新のS10チップが搭載され、処理性能が大幅に向上しました。
その中でも、個別に見るとスペックには差があることが分かるかと思います。
そして、価格面では「Apple Watch SE 3」→「Apple Watch Series 11」→「Apple Watch Ultra 3」の順で高価になることも分かるかと思います。
もちろん、価格が高いことに理由がありますので、その分機能や使い勝手が向上しています。
次項からは、これらのモデルについて、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
「Apple Watch Series 11」の特徴
「Apple Watch Series 11」は、シリーズの進化をさらに推し進めた最新のスタンダードモデルで、以下の特徴があります。
デザインとディスプレイ
前モデルの薄型デザインを踏襲しつつ、新たに広視野角の「LTPO3 OLEDディスプレイ」を採用しました。
斜めから見た時の明るさが劇的に向上しており、会議中やタイピング中など、手首を大きく返さなくても時刻や通知がはっきりと確認できます。
プロセッサとパフォーマンス
最新の「S10 SiP（System in Package）」を搭載し、AI処理能力（Neural Engine）が大幅に強化されました。
Siriの反応速度がさらに向上したほか、新しい「翻訳」アプリのリアルタイム処理もスムーズに行えます。
健康管理機能
「睡眠時無呼吸の通知」に加え、新たに「バイタル」アプリが統合され、就寝中の主要な健康指標をひと目で確認できるようになりました。
もちろん、心電図（ECG）、血中酸素ウェルネス、皮膚温センサーも引き続き搭載し、包括的な健康管理が可能です。
耐水性能とセンサー
水深6mまでの水深計と水温センサーが標準搭載されています。
プールでの水泳はもちろん、シュノーケリングなどの軽い水中アクティビティでも正確なデータを計測可能です。
バッテリーと充電
最大の進化点はバッテリーです。
電力効率の改善により、通常使用で最大24時間の駆動を実現しました。
さらに高速充電も進化し、約30分で80%まで充電可能です。
「Apple Watch Ultra 3」の特徴
「Apple Watch Ultra 3」は、究極のアウトドア体験と長時間駆動を求めるユーザー向けに設計されたフラッグシップモデルで、以下の特徴があります。
堅牢なデザイン
49mmのチタニウムケースはそのままに、人気の「ブラックチタニウム」仕上げが定番化しています。
サファイアクリスタルと隆起したケースエッジがディスプレイを衝撃から守り、MIL-STD-810H準拠の耐久性を誇ります。
高度なセンサー
S10 SiPの搭載により処理能力が向上。
水深40mまでのダイビングに対応する水深計と水温センサーを搭載しています。
オフラインマップの機能も強化され、iPhoneが手元になくても詳細な地形図を確認可能です。
バッテリー寿命
バッテリー性能がさらに強化され、通常使用で最大42時間、低電力モードでは最大72時間の使用が可能になりました。
1泊2日のキャンプや登山なら、充電器を持たずに乗り切れるスタミナを持っています。
アクションボタンとカスタマイズ性
カスタマイズ可能なアクションボタンを押すだけで、ワークアウトの開始、コンパスウェイポイントの設定、懐中電灯の点灯などが即座に行えます。
ディスプレイと視認性
最大3000ニトの超高輝度ディスプレイを搭載。
真夏の直射日光下でも圧倒的な視認性を確保しています。
「Apple Watch SE 3」の特徴
「Apple Watch SE 3」は、コストパフォーマンスと機能のバランスが再定義されたモデルで、以下の特徴があります。
基本機能の充実
ついに「常時表示ディスプレイ」に対応しました。
手首を下げていても時刻や通知を確認できます。
その他、心拍数測定、転倒検出、緊急SOS、睡眠トラッキングなど、生活に必要な機能はほぼ網羅しています。
プロセッサとパフォーマンス
上位モデルと同じ「S10 SiP」チップを搭載しており、動作のサクサク感はSeries 11と遜色ありません。
ディスプレイと素材
ケース素材はアルミニウムで、サイズは44mmと40mmの2種類。
前モデルから画面表示領域がわずかに拡大し、視認性が向上しています。
バッテリーと充電
通常使用で最大18時間のバッテリー寿命となり、新たに高速充電に対応しました。
これまで充電時間の長さがネックだったSEシリーズですが、短時間でのリカバリーが可能になっています。
省略された機能
心電図（ECG）、血中酸素ウェルネスの測定、水深計などは搭載されていません。
しかし、新たに皮膚温センサーと睡眠時無呼吸の通知には対応しており、健康機能の差は縮まっています。
アップルウォッチの選び方とおすすめの人
アップルウォッチを選ぶ際には、利用シーンや重視する機能、予算などを考慮することが大切です。
特に、「用途」「予算」は重要な要素となりますので、この観点で選ぶようにしましょう。
ここでは、Apple Watchのそれぞれのモデルに向いている人を解説します。
日常生活・ビジネスで使用したい人は「Apple Watch Series 11」
日常生活やビジネスのシーンで、よりスマートな時間管理や健康管理をしたい方には、「Apple Watch Series 11」をおすすめします。
「Apple Watch Series 11」が日常生活・ビジネスに最適な理由は以下の通りです。
スマートな通知管理で仕事効率の向上や日常生活の手間が減る
広視野角OLEDにより、デスクワーク中や吊り革につかまっている時など、どんな角度からでも通知が見やすくなりました。
- 日常生活
- SNSやアプリの通知もすぐにチェックでき、スマホ依存を減らしながら重要な情報を逃さない
- Siriの応答速度が上がり、タイマー設定やリマインダー登録がよりスムーズに
- ビジネスシーン
- 会議中に手首を大きく動かさなくても、チラリと見るだけで内容を確認できる
- 「翻訳」アプリがウィジェットから即座に使えるため、急な海外対応もサポート
Apple Pay対応でスムーズな決済
「Apple Watch Series 11」は、Apple Payに対応しており、レジで財布やスマートフォンを出さずに手首をかざすだけで支払いが可能です。
- 日常生活
コンビニやスーパー、改札での通過がスムーズ。 - ビジネスシーン
取引先との移動中やランチでの支払いがスマートに完了。
バッテリー持ちの向上で充電の不安が解消
通常使用で最大24時間持つようになったため、1日ハードに使ってもバッテリー切れの心配がほぼなくなりました。
睡眠記録をとっても、翌朝のバッテリー残量に余裕があります。
- 日常生活
お風呂に入っている間の30分で80%まで回復する高速充電が便利。 - ビジネスシーン
残業で帰宅が遅くなっても、バッテリーが切れているリスクが激減。
このように、「Apple Watch Series 11」は、24時間バッテリーと広視野角ディスプレイにより、ビジネスパーソンの強力なパートナーとなります。
仕事もプライベートも妥協したくないなら、「Apple Watch Series 11」が最適でしょう。
アウトドアやスポーツで使用したい人は「Apple Watch Ultra 3」
アウトドアやスポーツで使用したい人には「Apple Watch Ultra 3」がおすすめです。
「Apple Watch Ultra 3」がアウトドアやスポーツに最適な理由は以下の通りです。
高耐久設計で過酷な環境でも安心
チタン製ケースとフラットサファイアクリスタルは、岩場での擦れや衝撃をものともしません。
100mの耐水性能とIP6Xの防塵性能により、泥だらけのトレイルや海中でも故障の心配がありません。
活躍するシーン
- 登山・トレイルラン
GPS精度が高く、木々が生い茂る場所でも正確なルートを記録 - マリンスポーツ
高速ウォータースポーツや水深40mまでのダイビングに対応 - 極限環境
氷点下の雪山から灼熱の砂漠まで動作を保証
長時間バッテリー＆緊急SOS機能
通常42時間、低電力モードで72時間という驚異的なバッテリー持ちは、充電環境のない場所での安心感に直結します。
万が一の遭難時には、86デシベルのサイレンを鳴らして居場所を知らせることができます。
活躍するシーン
- 縦走登山・キャンプ
2泊3日の行程でもモバイルバッテリーへの依存を減らせる - ウルトラマラソン
長時間のレースでも最後までログを取り続けられる
本格的なアウトドアアクティビティやスポーツを楽しむなら、迷わず「Apple Watch Ultra 3」です！
健康管理を重視したい人は「Apple Watch Series 11」
健康管理を重視したい人は「Apple Watch Series 11」がおすすめです。
理由は以下の通りです。
医療機器レベルのセンサーをフル搭載
「Apple Watch Series 11」は、心電図、血中酸素、皮膚温センサーなど、Apple Watchが持つ健康センサーをすべて搭載しています。
活躍するシーン
- 心電図（ECG）
不規則な心拍リズムの兆候を検知 - バイタルアプリ
就寝中の心拍数、呼吸数、手首皮膚温、血中酸素などを一括管理し、体調の変化を早期発見
睡眠時無呼吸の通知＆睡眠の質向上
S10チップの処理能力により、睡眠中の呼吸の乱れを高精度に分析し、睡眠時無呼吸の兆候がある場合に通知します。
また、薄型軽量なボディは就寝時の装着感を損なわず、快適に睡眠ログを取り続けられます。
フィットネス＆ストレス管理
S10チップによる機械学習で、ワークアウトの自動検出精度が向上しています。
また、心の状態を記録できる機能と合わせて、心身のバランスを保つのに役立ちます。
とにかく価格を抑えたい人は「Apple Watch SE 3」
とにかく価格を抑えたい人は「Apple Watch SE（第3世代）」がおすすめです。
最新モデルでありながら、3万円台後半から購入可能です。
| 予算 | モデル |
|---|---|
| 37,800円～ | Apple Watch SE 3 |
| 64,800円～ | Apple Watch Series 11 |
| 129,800円～ | Apple Watch Ultra 3 |
SE 3の最大の魅力は、「S10チップ」と「常時表示ディスプレイ」を搭載している点です。
これまでのSEは「画面が消える」「チップが古い」という弱点がありましたが、SE 3ではそれが解消されました。
心電図などが不要であれば、コスパ最強のモデルと言えます。
悩んでいる人は「Apple Watch Series 11」
悩んでいる人は、「Apple Watch Series 11」にしておくと後悔することが少ないと思います。
「SE 3」も非常に優秀になりましたが、「バッテリー持ち（24時間）」と「高速充電（30分）」の差は、毎日の使い勝手に大きく影響します。
また、広視野角ディスプレイの美しさは、毎日見る時計として満足度を高めてくれます。
長く快適に使いたいのであれば、「Apple Watch Series 11」にしておく方が安心です。
アップルウォッチはどこで買うべきか
では、アップルウォッチはどこで買うべきなのでしょうか。
アップルウォッチは高価なものですので、買う場合は信頼できるお店で購入することが大切です。
- 知名度の高いECサイトや店舗
楽天市場やAmazon等の信頼ができるショップで購入する - 実店舗での対面購入も検討
実店舗で所在がはっきりしている販売店で、実際の商品を確認して購入することも安心です - 返品ポリシーがどうなっているか
購入後、初期不良や問題が発覚した際に返品対応が可能か事前に確認しましょう - 不審な価格で販売されていないか
相場よりも大幅に安い場合、盗品や偽物のリスクがあります - 販売店のレビューを確認
他の購入者のレビューを参考にして、販売店の信頼性を確認します
さらに、信頼ができるお店の中でも、可能な限り安く、そしてお得に手に入れたいですよね。
その場合はECサイトを上手く活用することで、かなりお得に手に入れることができます。
下記の記事ではアップルウォッチの価格を販売店ごとに徹底的に調査し、どこで買うのが一番お得かを解説しています。
アップルウォッチの中古は可能な限り避けた方が良い
どのアップルウォッチを選ぶか以前の問題ですが、アップルウォッチの中古購入は可能な限り避けた方が良いです。
なぜなら、デメリットが多く存在するためです。
- バッテリーが劣化している可能性がある
- 保証がない、または短い
- 利用制限やロックされている可能性がある
- 外観や性能が劣化している可能性がある
- 偽物や整備不良品が紛れている可能性がある
最悪の場合、そもそも利用できない可能性があります。
確かに中古は価格が抑えられますが、これらのリスクをしっかり踏まえた上で、検討した方が良いでしょう。
かなり古いものを除き、中古市場では定価から1万～2万円程度安く取引されていることが多いです。
個人的には、これくらいの価格差でリスクを背負うのはあまりおすすめできません。
下記の記事では、中古アップルウォッチを買わない方が良い理由と、どうしても買う場合の注意すべきポイントを詳しく解説しています。
アップルウォッチのバンドとアクセサリー
最後に、アップルウォッチの使い勝手を向上させるためのバンドやケースの選び方も簡単に解説します。
おすすめのバンドタイプ
バンドタイプを選ぶ場合、下記を参考に選ぶと良いでしょう。
- スポーツバンド
耐水性が高く、フィットネス向け - レザーバンド
フォーマルな場に適したデザイン - ミラネーゼループ
ビジネスや普段使いに最適 - ナイロンバンド
軽量で通気性が良く、カジュアル向け
アクセサリー
アクセサリーも下記のものを用意すると利便性や耐久性が向上します。
長く快適に使いたい場合はぜひ用意するようにしましょう。
- 充電スタンド
デスク上での充電が便利 - 保護ケース
落下や衝撃から本体を守る - スクリーンプロテクター
画面の傷防止
【まとめ】アップルウォッチの選び方とおすすめの人
最後に要点をまとめます。
- 日常生活・ビジネスで使用したい人は「Apple Watch Series 11」
- アウトドアやスポーツで使用したい人は「Apple Watch Ultra 3」
- 健康管理を重視したい人は「Apple Watch Series 11」
- とにかく価格を抑えたい人は「Apple Watch SE 3」
- 悩んでいる人は「Apple Watch Series 11」
アップルウォッチは、モデルごとに特徴や価格が異なるため、自分のライフスタイルや用途に合わせて選ぶことが大切です。
自分の用途に合ったアップルウォッチを選び、後悔のない、快適なデジタルライフを楽しみましょう！